
まずはGEMFOREXでCFD取引を行う場合のメリット・デメリットを紹介していきます。
「GEMFOREX限定のメリット・デメリット」だけではなく、他のブローカーでCFD取引をする際にも当てはまることが多いため、ぜひ覚えてくださいね。
Contents
GEMFOREXのCFD取引の主なメリット
- 空売りで金利を取得できる
- 「通貨ペア」に比べて相場予想がしやすい(という声もある)
- 通常口座でCFD取引ができる
ではそれぞれについて解説していきます。
空売りで金利を取得できる
例えるなら、「500円である本を借りる→売る→300円で買い戻す→本を返す」ということですね。
これで差額の200円分の利益が出ていることになります。
GEMFOREXのCFDであれば、これと同じようなことができます。
CFDの空売りをする場合、「金融商品を売ったときのお金」をGEMFOREXに預けることになります。そのため「ポジションを持っている日数分の金利」を得ることが可能です。
「通貨ペア」に比べて相場予想がしやすい(という声もある)
意見が分かれるところですが、「CFDは通貨ペアに比べて相場予想がしやすい」という声が少なくありません。
ちなみに私は、「マイナー通貨ならCFDのほうが予想しやすいが、メジャー通貨なら通貨ペアのほうが予想しやすい(傾向にある)」と思っています。
ただ、あなた自身はCFDとの相性が非常にいいかもしれません。
そして「通貨ペアの動きを読みにくいときはCFD、CFDの動きが読みにくいときは通貨ペア」などと選択肢を広げておくといいかもしれません。
通常口座でCFD取引ができる
GEMFOREXでCFD取引をする場合、特別な口座を作成する必要はありません。
FX取引用の口座を持っていれば、それを使ってCFD取引をすることが可能です。
ですから例えば「今日はCFD取引に挑戦してみよう。取引量は少なくして……」などと気軽にチャレンジすることができます。
GEMFOREXのCFD取引の主なデメリット
・「株式指数CFDの先物取引」に対応していない
・「通貨ペア取引」と両立させようとして中途半端になる場合も
通貨ペア取引に比べて最大レバレッジが低い
GEMFOREXの「通貨ペア取引」の最大レバレッジは1,000倍です。
これは数ある海外FX業者の中でもかなり高いほうです。
ですが、GEMFOREXのCFD取引の最大レバレッジは66~200倍となっています。
ほとんどの銘柄が100倍で、66倍と200倍の銘柄があります。
最大レバレッジが100倍だとすると、単純に考えると資金効率が10分の1に下がることになりますよね。
※CFD銘柄に関しては「最低必要証拠金が異なるので最大レバレッジが違う」という事情があるのですが、いずれにせよ資金効率が悪いことに代わりはありません。
「株式指数CFDの先物取引」に対応していない
現物取引 | 現在、実際に売買可能なものを対象とするトレード |
先物取引 | ある銘柄の将来的な値段を、今決めて売買するトレード |
GEMFOREXではCFDとして「エネルギー商品」と「株式指数」を扱っていますが、「株式指数の先物取引」には対応していません。
株式指数を扱いたい場合は「現物取引」をすることになります。
「通貨ペア取引」と両立させようとして中途半端になる場合も
先ほど「通貨ペアとCFDの2つの選択肢が生まれる~」というようなメリットを紹介しました。
ですがこれは、裏を返せば「どちらも中途半端になり得る」ということでもありますよね。
実際、「通貨ペア」も「CFD」も、簡単に相場が読めるようになるほど甘いものではありません。
GEMFOREXでは通貨ペアがおすすめ!CFDは余裕があれば・・・
ここまでGEMFOREXにおけるCFD取引のメリット・デメリットを紹介しました。
では、GEMFOREXでCFDトレードをすべきなのでしょうか?
筆者の結論としては「基本的に通貨ペア取引に集中して、余裕が出てきたらCFDも試してみる」というのがおすすめです。
やはり「最大レバレッジの違い」が無視できないレベルで大きいですしね。
それに「通貨ペア取引もCFD取引も極める」というのは困難ですから、最初は通貨ペアトレードに専念するべきだと思います。
もちろん通貨ペアトレードに慣れてきたらからといって、必ずしもCFD取引にも手を出さなければならないわけではありません。
ただ、通貨ペア取引の実力が十分ついているのであれば、CFD取引でもそれなりに勝負になるかもしれませんね。
そのときのご自身の状況を踏まえて、臨機応変に判断してみてください。
XMのCFD取引事情
続いては、なにかと「GEMFOREX」と比較されやすい「XM」のCFD取引の特徴を紹介していきます。
XMはCFD銘柄の取り扱いが多い
XMはCFD銘柄を全部で47種類扱っています。
GEMFOREXは全部で14種類ですから、比較してみても圧倒的に多いです。
また「GEMFOREXは株式指数の先物取引に対応していない」と先ほど解説しましたが、XMであれば株式指数の現物取引・先物取引の両方を行うことができます。
CFD取引の最大レバレッジはGEMFOREXと同じ
XMのCFD取引の最大レバレッジはGEMFOREXと一緒です。
つまり66~200倍ですね。
XMの通貨ペア取引の最大レバレッジ倍率は888倍ですから、やはり通貨ペアを扱うほうが資金効率はいいと言えます。
XMはCFD取引向きのブローカーか?
CFDトレードに関してXMとGEMFOREXで大きく違う部分は、
- 銘柄数
- 株式指数の先物取引ができるかどうか
くらいであり、その他の部分に関してはほとんど一緒です。
したがって、XMもCFD取引には向いていません。
厳密に言えば、「CFD取引限定で考えるのであればXMはおすすめだけれど、せっかくなら資金効率がよりいい通貨ペア取引をすべき」という事になります。
ただ、「CFD取引だけで比較する」のであれば、銘柄数の多いXMのほうが、GEMFOREXに比べて明らかに優れていると言えるでしょう。
という場合は、XMでの取引を検討してみてはいかがでしょうか。
通貨取引をするならGEMFOREXとXMのどちらがいいの?
ここまでお読みになって「とりあえずCFD取引はやめて、通貨ペア取引をしよう」と考えた方が多いと思います。
では、通貨ペアトレードをする場合は、GEMFOREXとXMのどちらを利用すべきなのでしょうか?
どちらも優秀なブローカーです。
ただ、GEMFOREXのほうが使いやすいはずです。
大きな理由を2つ紹介します。
GEMFOREXのほうが最大レバレッジが高い
GEMFOREX | 1,000倍 |
XM | 888倍 |
継続的に取引をしていく以上は、この程度の差でも無視できません。
また、
GEMFOREX | レバレッジ制限(状況によって最大レバレッジを下げる措置)が全体的に緩い |
XM | GEMFOREXに比べるとレバレッジ制限が全体的にきつい(露骨に厳しいわけではありませんが) |
という差もあります。
GEMFOREXであれば「ほぼ最大1,000倍、まれに500倍」で取引できますが、XMに関しては、最低で「最大レバレッジ50倍」まで制限されてしまいます。
口座登録ボーナスの豪華さが違う
GEMFOREXもXMも口座登録ボーナスを用意しています。
これは「初回口座作成の時点で付与されるボーナス」であり、入金していない段階でゲットできます。
そして金額が、
GEMFOREX | 10,000円~20,000円 |
XM | 3,000円 |
となっています。
口座登録ボーナスはまず間違いなくもらえるんですよね。
「条件をクリアしないともらえないボーナス」とは違います。
だからこそこの差は大きいです。