
GEMFOREXもXMも数ある海外FXブローカーの中では運営歴が長いほうです。
比較的入れ替わりが盛んな海外FX業界ですから、信頼性が低い・ユーザーフレンドリーでない業者はだんだん衰退して消滅したり、下火になったりしていきます。
そのような中でGEMFOREXとXMは常に「業界トップクラスのブローカー」として走り続けてきました。
これだけでもGEMFOREXとXMの運営会社の信頼性は高いと言えます。
それでも「やや心配が残る部分」を指摘しようと思えばできますが、「GEMFOREXもXMも信頼できない!」という人は、どの海外FX業者でも安心して取引することはできません。
また、「○○という部分があるからGEMFOREXやXMの運営会社は信頼できない!国内FX業者の△△を利用しましょう!」などの論調を見かけることもたまにありますが、ロジックが強引すぎるので真面目に受け取らないようにしましょう。
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GEMFOREXの運営会社情報
ではGEMFOREXの運営会社情報を見ていきましょう。
本社はニュージーランドにある
GEMFOREXの運営会社の本社はニュージーランドにあります。
GEMFOREXのオフィシャルサイトなどで本社の住所が公開されており、グーグルマップなどで調べればオフィスの外観を見ることもできます。
ちなみにアカウンティング・ディーリング関係の仕事は主にベトナム支社で行っているようです。
海外FXブローカーの中には、ほとんど詐欺まがいの業者もあり、
という事もあり得ます。
(もしくは運営会社の所在地を明かしていない場合も)
そういったところとは比べ物にならないほどに、GEMFOREXの運営会社の信頼性は高いと言えます。
GEMFOREXの運営会社は有名ボクサーをアンバサダー(大使)としている
GEMFOREXの運営会社は超人気ボクサーのマニー・パッキャオさんと契約しています。
マニーさんとの契約を結びたがる企業は多く、激しい競争が行われていました。
また、マニーさんは政治活動にも盛んに取り組んでいますから、「契約企業のクリーンさ」には非常にこだわっているそうです。
そんなマニーさんと契約できたのですからGEMFOREXの運営会社の信頼性は高いと言えるでしょう。
ニュージーランドの金融ライセンス(FSP)を取得している
GEMFOREXの運営会社はニュージーランドの金融ライセンスである「FSP」を取得しています。
金融ライセンス:金融当局が「金融事業者」に対して発行する許可証(海外FX業者に関しては、金融ライセンスの取得は必須ではない)
ニュージーランドは他にも「FMA」という金融ライセンスを発行しており、「FSP」はそれに比べると取得難易度が低いです。
しかし、FSPの取得条件は決して甘いものではありません。
- ニュージーランドに運営会社の事務所があること
- ニュージーランドの運営会社内にコンプライアンスディレクターを在籍させること
- ニュージーランドの運営会社でマネーロンダリング対策、登録者審査、トレード記録関連作業などを行うこと
- ニュージーランドで法人登録をすること
上記が取得条件です。
特に2番目と3番目を見れば分かりますが、「なんとなく運営しているだけ」ではFSPは取得できません。
XMの運営会社情報
続いてはXMの運営会社情報を紹介します。
GEMFOREXとの比較も交えてお伝えしていきますね。
本社はキプロスにある
XMの本社はキプロスにあります。
GEMFOREXと同じく、こちらもグーグルマップで建物を確認することができます。
これに関してはGEMFOREXと比較できるようなものではありませんね。
XMの運営会社が持っている金融ライセンスは?
XMの運営会社は以下の金融ライセンスを取得しています。
- イギリス
- キプロス
- オーストラリア
- セーシェル諸島
このように複数の金融ライセンスを持っている海外FXブローカーもあります。
特にイギリスの金融ライセンス(FCA)と、キプロスの金融ライセンス(CySEC)は取得難易度が高いです。
したがって金融ライセンスに関しては、XMのほうがGEMFOREXよりも優れていると言えるでしょう。
ただ、冒頭でお伝えした通り、XMやGEMFOREXほどのレベルのブローカーともなれば、「大前提として信頼性は高く、あとは細かな差があるだけ」ですから、あまり気にする必要はありません。
あえて言うならGEMFOREXとXMのどちらの運営会社の信頼性が高い?
それでもあえて言えば、XMのほうがGEMFOREXに比べて信頼性において優れているという事になります。
「金融ライセンスのグレード」がXMのほうが高いですからね。
筆者個人としてナンセンスな考え方だと思いますが、「少しでも信頼できるブローカーでトレードしたい!」というのであればXMを選ぶことをおすすめします。
GEMFOREXとXMの運営会社は日本の金融庁に未登録だけれど大丈夫?
「運営会社の信頼性」などに関して細かく調べたことがあると、
などと思ってしまうかもしれません。
しかしこれに関しては問題ありません。
理由は主に2つあります。
- そもそもトレーダー側には関係のない話です
- ほとんどの海外FXブローカーが金融庁から警告されている
- 「警告を受ける理由」も本来は薄い
そもそもトレーダー側には関係のない話です
あくまで仮定の話ですから真に受けないで頂きたいのですが、万が一「GEMFOREXの運営会社が、言い逃れができないレベルの何らかの不正をしていた」としても、それを利用しているトレーダー側が処分を受けることはないので安心してください。
ほとんどの海外FXブローカーが金融庁から警告されている
また、日本の金融庁から警告を受けているのはGEMFOREXだけではありません。
大半の海外FX業者が警告の対象になっています。
もちろんXMも警告を受けています。
率直に言って少し歪んだ状況であるとは思うのですが、「それはもうそういうものだから、気にしなくていい」というレベルの話です。
「警告を受ける理由」も本来は薄い
日本の金融庁は
- 日本人向けのサービスをしている
- 日本人トレーダーを積極的に勧誘している
などの理由でGEMFOREXをはじめとする海外FXブローカーの運営会社に警告を出しています。
ですが、例えば「外国の居酒屋」について考えてみましょう。
メニューに日本語訳をつけてもおかしくありませんし、日本人観光客が多いなら日本人向け料理も開発するかもしれません。
また、日本人ホームページなどを作って「勧誘」する可能性もありそうです。
では、この「外国の居酒屋」は、日本国内の飲食・酒関連の法律に従わなければならないのでしょうか?
そんな事はありませんよね。あくまでその国の法律を守ればいいはずです。
しかし、これがFX界隈となると、なぜか「日本のルールを守れ!」という流れになってしまうのです。
色々な見解があるとは思いますが、私としては不自然だと思います。
そもそも突き詰めて考えると「実は日本の金融庁も『あくまで形だけ』、運営会社に警告を出しているのでは……?」とも感じますけどね。
いずれにせよ個人が気にするべきことではありません。
金融庁の事は忘れて、のびのびGEMFOREXやXMでトレードしましょう。